満中忌が三月越し(みつきごし)になる場合はどのようにすれば良いか?と質問をされることがよくあります。
三月越しとは命日から満中忌までの期間が3ヶ月になることを言います。
この三月越しを避ける事に関しては諸説あるようで…
・始終苦(しじゅうく)が身に付く(三月と身付)
・商売をされてる方が忌中の期間を短くしたい
・悲しい事は出来たら早く切り上げたい
…等々ありますが、語呂合わせの意味合いが強く(友引が友を引くから葬儀を行わないと同様で)仏教的根拠はありません。
月前半に亡くなったら翌月が四十九日になりますが、月後半に亡くなった方は翌々月が四十九日になるので殆どの場合が三月越しになるんですよね…。
本来は四十九日(七七日忌)で行うのが正式です。以前祖母が亡くなった時は10月末に亡くなって、満中忌は12月中旬でしたので三月越しですね。
また月末に亡くなって翌月が満中忌ですと、手続きや準備などが大変で仏さまへの供養どころじゃないと思います。
無理をして三月越しに拘る必要はありませんが、諸般の事情(親族が集まりやすい等々)で三十五日(五七日忌)になる場合も有ります。
三月越し 満中忌 七七日忌
三月越し 満中忌
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